家づくりの見積もりを複数の会社に頼むと、こんな言葉をかけられることがあります。
セカンドオピニオンのご相談でも、次のようなお話を伺いました。
現在、A社とB社から計画図と見積もりをもらっています。2社は競合会社がいることを分かっていて、「今月中でしたら他社さんよりお安くしますよ」と言われました。
安くなるのはうれしい。でも、迷っているのに期限だけが先に決まってしまう。
今日は、そんなときに確認したいことをお話しします。
急かされることが、すぐに悪いわけではありません
最初にお伝えしておくと、期限のある提案がすべて悪いわけではありません。
会社の決算やキャンペーンで、本当に条件が良くなることもあります。建築費が上がり続けている今は、「来月から値上がりする」という話が事実の場合もあります。
問題は、納得できていないまま、期限を理由に決めてしまうことです。
たとえ大きな値引きがあっても、間取りに後悔が残れば、その家に何十年も住み続けることになります。
契約前に確認したい5つのこと
1. 値引きの中身は何か
元の金額はいくらで、何がいくら安くなるのか。値引きと引き換えに、仕様が変わったり、工事が見積もりから外れたりしていないかを確認しましょう。
2. 見積もりに含まれていないものは何か
外構、地盤補強、照明、キッチン設備等水回り機器、各種申請費用など、「別途」になっているものを確認します。A社とB社で含まれている範囲が違えば、金額だけを比べても、どちらが安いのかは判断できません。
3. 図面と仕様は、どこまで決まっているか
契約後に間取りや仕様を変更できる範囲と、そのときの費用を確認しましょう。「細かいことは契約後に決めましょう」と言われた場合は、特に注意が必要です。
4. 契約をやめるときの条件はどうなっているか
解約したときの費用や、申込金が返ってくるかどうかは、書面で確認します。「仮契約」「申込み」という言葉でも、中身によっては負担が発生することがあります。言葉の印象ではなく、書面の内容で判断してください。
5. 期限の理由は何か
「なぜ今月なのか」を聞いてみてください。値上げが理由なら、いつから、どの部分が、いくら上がるのかも確認します。納得できる説明があれば、判断の材料になります。
担当者に言いにくいときは
何度も打ち合わせをしてくれた担当者には、「待ってください」とは言いにくいものです。そんなときは、こう伝えてみてください。
大きな買い物なので、契約前に図面と見積もりを家族で確認する時間をください。○日までにお返事します。
断るのではなく、確認する時間をもらうだけです。
迷ったら、契約前に第三者の目を
「何かしっくりこない。でも、何がおかしいのか分からない」という状態で、契約を決めるのはとても不安だと思います。
スケルトンでは、第三者の建築士の立場から図面を確認する、「家づくりのセカンドオピニオン」を行っています。
今ご相談中の会社を否定したり、契約を奪ったりするつもりはありません。
セカンドオピニオンを受けた方の声
今相談している会社さんが、とても真剣に建物のことを考えて計画しているんだなと分かりました。自信がつき、無事に契約させていただきました。
一方で、セカンドオピニオンをきっかけに、他の会社さんを選ばれた方もいらっしゃいます。
どちらが正解ということはありません。ご自身で納得して決められることが、一番大切だと思っています。
料金・ご依頼の方法
料金
- 間取り図への提案コメントレポート:3万円
- 2回目以降:1提出につき+1万円
お渡しまでの期間
対面でのご相談から1週間以内
準備していただきたい資料
- 打ち合わせ中の図面(スマホで撮った写真でも大丈夫です)
- 図面の基になった要望をまとめたもの
- 住宅予定地の場所(周辺状況を確認します)
メール sukeruton.sekkei@gmail.com
件名にセカンドオピニオン依頼と書いてお送りください。契約の期限が決まっている場合は、その日付もお書きください。
レポートはお会いしてお伝えしたいので、沖縄県限定のサービスとさせていただいています。
まとめ
- 値引きそのものより、納得して決められるかが大切です
- 値引きの中身、見積もりの範囲、変更できる範囲、解約の条件、期限の理由を確認しましょう
- 迷ったら、断るのではなく確認の時間をもらいましょう
契約書にサインする前なら、まだ立ち止まれます。
「このまま進めていいのかな」と感じたら、期限が来る前にご相談ください。
【新規受付】いつもブログをご覧いただいている皆様へ
現在、多くのご相談をいただいているため、新規のご相談は順番にお受けしています。設計相談の開始時期は、お問い合わせの際にご案内いたします。
これは、すでに設計を進めているお客様の家づくりに、質を落とすことなく一棟一棟丁寧に向き合うための判断です。私たちは棟数をこなす量産型の家づくりではなく、クオリティを最優先にしているため、多くの案件を同時に並行して進めることはいたしません。
「広さに縛られず、豊かで価値の続く住まいを」
その想いを共有できる方との、丁寧な家づくりを楽しみにしております。
新築をご検討中の方は、スケルトンの家づくりや設計料、施工事例をまとめた無料相談のご案内ページもご覧ください。
【お問い合わせ】
現場確認や打ち合わせで外出してることが多く、お電話をいただいてもほとんど対応できていない状況です。お手数をおかけしますが、お問い合わせはメールにてお願いいたします。
下記の内容をコピペして、メールにてお送りください。
お名前:記入お願いします。
相談内容:新築? リノベーション? 購入前の土地相談?
相談希望日:記入お願いします。
建築設計事務所 スケルトン 担当:大城
メールアドレス sukeruton.sekkei@gmail.com
個人ブログでは面白おかしく、沖縄あるある 住宅事情 を発信しております。
興味がありましたら見てみてください。

スケルトンが提案する家づくり
私たちの設計事務所では、単にデザインだけでなく、そこで営まれる家族の生活を中心に据えた家づくりを行っています。
専門家としての経験に基づき、私たちがお客様に提案する設計の柱は以下の4点です。
1. 本質を見据えた無駄のない設計
お客様のご要望を丁寧に汲み取り、本当に必要なものだけを取り入れた、シンプルで機能的な空間を設計します。家族それぞれの生活スタイルや趣味を尊重しながら、日々の家事動線や家族の目線が交わる快適な間取りを実現します。
2. 将来の変化に寄り添う可変性(スケルトン・インフィル)
子どもたちの成長や独立など、ライフステージの変化に合わせて柔軟に間取りを変更できる設計を心がけています。20年後、30年後も家族の成長に合わせ成長していく建物。そして長く安心して住み継げる資産価値の高い家を提供します。
3. 家族の命と暮らしを守る確かな性能
目に見える意匠性と同じくらい、建物の基礎となる骨格の性能を重視しています。高い耐震性と省エネ性を兼ね備え、近年の気候変動や自然災害からも家族の命と健康を守る、安全で環境に優しい住まいを構築します。
4. 子育て・二世帯住宅の当事者だからできる提案
私自身、4歳と6歳の娘を育てる父親であり、同時に自ら二世帯住宅に暮らす当事者でもあります。現在進行形で子育て世帯のニーズや悩みに向き合い、二世帯同居ならではの奥様のストレスや課題に対する具体的な解決策を持ち合わせています。実体験に基づいたリアルな視点で、親世帯・子世帯の全員が笑顔で暮らせる環境をご提案します。
すぐに設計に取り掛かることはできないのですが、事前相談は無料なので、お気軽にご連絡ください。
↓建築設計事務所スケルトン の お仕事






